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扇の伺いとは

扇の伺いとは

  正座し、両手で扇を持ち、そして目を閉じる。
悪しきを払うて 助けを急き込む 一列澄ます 甘露台・・・・
 これを何度か繰り返すうちに、親神様のお言葉が、発せられる。



 これは、扇の伺いの所作のひとつで、そこで述べられる言葉は、もう人間のことばではなく、天の親の言葉なのです。

 扇の伺いは、遠く明治時代に生きた中山みき様に由来します。しかし、歴史上実際に扇を持って神意を伺う所作を行ったのは、高弟飯降伊蔵と言われています。従って、彼が出直して(死去して)からは、もうはやこの世には存在しないというのが定説となっており、さらに、扇の伺いを当時私利私欲のために使った者たちから、教祖が取り上げてしまったという言い伝えも、その定説を助長しています。

 しかし、親神様は、人間にとって一番大切な〈天とのただ一つの通信回線〉を、再びこの世に出してくださいました。

 人は、この扇の伺いによって何を知るのでしょうか。
「この道、前生から今の世、また生まれ変わりまで諭す理である」(おさしづ明治31年3月26日) とありますように、人間がなぜ今の世で病んだり苦しんだりしなければならないのか、そしてこのままでゆくと、これからどうなってしまうのか・・・・。

 私たちの人生にとって、見えない世界のことが、一番影響しているにもかかわらず、もうあきらめてしまって、なすすべもなく、そのままおちていってしまう方々がいかに多いことか。

 私どもは、この扇の伺いに出会った以上、多くの方々に、天に人間の親がいること、尋ねて来られるならば、誰でもその親に伺うことができること、万策尽きてもあきらめず、天の親の言葉を聞いて人生を立て直すべきことを、微力ながら説いて広めてゆきたいと考えています。

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