結構な日暮らしをさせて下さっている
私たちは、天然自然の摂理に基づく信仰を「お道」と呼び、先祖を敬い、親を立て、夫婦相和し、日々心豊かに通らせていただいております。
この世界と私たち人間(子供)をご創造された天の親神様は、人間がわが子の成長を日ごと楽しみにするように、人間に図り知れないほどの御慈悲をもって人間(子供)に何ら不自由のない結構な日暮しをさせてくださっております。
天の理法を深く知ること
しかしながら、私たち人間は、一寸先の自分の運命さえも見抜くことができず、起きなくてもよい事情や病気等の絶え間がありません。それは人間が天の理法(真理)に対して、無知であることから起きる心通りの姿なのであります。
人間は日々、善悪を正しく見極める力を養うためにも、天の理法(真理)を深く知ることが大切です。そしてそれこそが、人間の望む本当の人生の救いの近道となるのであります。
成るほどの人になること
今こそ私たち人間は、親神様の啓示に基づく正しい教えを身につけ、節目ごとに神意を伺い、進むべき方向を確かめながら、さらに不思議な親神様のお働きをいただいて、我が家我が身に絶対消えることのない幸せと喜びの日々を通らせていただくべきなのです。
このことは、昭和51年の創設時代の天のお諭しによっても、以下のように明示されており、これがお道を通らせていただくものの目標となっております。
「世の中であんな者が、こんな者(と後ろ指さされて辟易される者)が、どこで教えを身につけて来たのか、ものの道理・筋道・角目けじめのつけられる、成るほどの者に育てて欲しい。それこそが天の親の望む真実の助けであって、ほかにどのような助けがある。」(昭和51年)との神意が諭されており、これは次のおさしづとも通底しております。
「成程、あの者心は天の理に適う、成程と言わすが誠。誠が天の理。」(明治21年2月5日)
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